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境界性人格障害の症状


境界性人格障害の特徴は、大きく「強い不安・おびえ」「分裂」「破壊行為」の3つです。この3つが境界性人格障害の代表的な症状であり、病院での診察の基準にもなります。

以下の表にそれぞれの特徴を詳しくごまとめてみましたので、参考にしてみて下さい。心当たりの方は病院で診察を受けたほうがいいかもしれません。早期治療が症状悪化を防ぐことに肝心です。

症状 内容
強い不安・おびえ 不安境界性人格障害の人でもっとも多いのが「周囲の人から見捨てらえるのではないか」「」相手と自分との相違がわからない」という強い不安やおびえを抱えていることです。とくに、枠組みのない状況では情緒が不安定になります。
子どもの頃は良い子でいようと仮面をかぶっていますが、思春期になるとさまざまな問題に直面するため、解決できない問題も生じてきます。そうするとフラストレーションがたまるため、不安がドッとあふれだします。
そのとき、激しい怒り、孤立感、空虚感、抑うつ、自暴自棄といった症状があらわれます。 不安のために「自分はいいように操られている」「問題があるのは自分ではない」と思うこともあります。
分裂 境界性人格障害の人は、自分の全体像を描けず、心の中に確かな自分がいません。自分のなかに「良い自分」と「悪い自分」、「大人の自分」と「幼い自分」の両極端の自分像が内在しています。ふだんは大人で良い自分ですが、ふとしたことをきっかけに幼い悪い自分がでてくることがあります。
このため、周囲の人への評価も一定しないという特徴もあります。また、自分の機嫌もコロコロ変わり、人生の目標や価値観もすぐに変わってしまいます。
破壊行為 コントロール不能なほどのはげしい感情にかられることに対して、心の苦しみを和らげようと衝動的にさまざまな問題行動を起こします。たとえば、暴力、過食、大量服薬、性的逸脱(奔放な恋愛)、リストカット、自殺企図といった行動をおこします。問題行動の背景には、対人関係の不安や無力感、激しい怒りなどによって生じます。本人には耐えがたい心の苦しみがあるようです。

激しい怒りや行動は不安のサイン

境界性人格障害の人は、衝動にかられて激しい怒りを身近な人にぶつけたり、自分を傷つけたりすることがあります。これは、「私を見捨てないで!」「不安でたまらない!」というサインです。すさまじい攻撃に耐える周囲は大変ですが、だからといって遠ざかってしまえば本人がますます辛い状況に追い込まれます。周囲も我慢が大切です。

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