境界性人格障害とは
境界性人格障害ってどんな病気?
境界性人格障害は、またの名をボーダーラインと呼びます。この障害は、周囲に依存し、周囲が支えきれなくなるとはげしい反応を示す障害です。感情がはげしく不安定で、行動も劇的なため、周囲の人を巻き込むことがあります。
境界性人格障害は、もともと神経症と統合失調症との境界という意味で、「境界例」とされてきたものです。神経症をこえた症状が現れるが、統合失調症ほどには重症ではない、どちらとも診断しにくい、境界上に位置するものとして扱われてきました。近年の精神病の研究が進むにつれて、「境界例」の一部が境界性人格障害と定義づけられました。
| 病気 | 内容 |
| 神経症 | 不安やストレスといった精神的なものにより、心の問題、あるいは腹痛や下痢といった身体症状及ぼすもの。現在では「不安障害」「解離性障害」などの病名が使われるものが多いようです。 |
| 統合失調症 | 妄想や幻聴が現れ、現実がうまくとらえられなくなる病気です。 |
境界性人格障害の特徴
境界性人格障害の方は、感情や行動、対人関係などでの不安定さが目立ちます。元気でいたかと思うと急に落ち込む、ほめていた相手を急にこき下ろす、過食やリストカットなどを繰り返すなど、境界性人格障害の方がみせる症状はさまざまです。感情や行動、対人関係で極端に不安定になり、激しい感情のゆれが対人関係を破壊したり、問題行動を引き起こしたりします。
どんな人に多い?
境界性人格障害は、ほかの人格障害と比べて患者が多く、最近増加傾向にあります。決してめずらしい障害ではありません。特徴して比較的男性よりも女性に多く、年齢は20~30歳代がピークになります。これは、女性ホルモンの影響による気分変動の起こりやすさが関係していると考えられています。なお、年齢を重ねると、状態は落ち着いていく傾向があるようです。










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